消滅可能性?

地方自治体持続可能性分析レポートというものが公開されその中で「消滅可能性自治体」というものが発表されました。
富山県でも五つの市町村が「消滅可能性自治体」として発表されています。
これは、人口減少に伴い2050年までに消滅する可能性が高い自治体という事ですが、その一つの指標として挙げられるのが20代から30代の若い女性の人口が減少しているという事らしいです。
確かに、進学、就職などで地元を離れ都会へ出て行ったまま戻らない若者が多く、いわゆる子育て世代と呼ばれる人口が減少し高齢化が進む傾向がある為、このまま次の世代を担う若者や子供たちが減って行けば自然消滅してゆくという事なのでしょうね。
そんな中特に注目されているのが20代から30代の若い女性というわけです。
世の中には「女性は子供を産む機械じゃない!!」という声もあるのですがやはり「子供を産む」という事は20代から30代の若い女性にしかできない事なんですよね。

各自治体も「魅力ある街づくり」という事で若年層の流出に歯止めをかけ、更に他から移住してもらえるよう様々な施策を行っているようですが、なかなか効果が出ていないというのが現状なのでしょうね。
新幹線の開通で都会との行き来が便利になった分、ローカルの交通網が不便になっているというのも人口流出の一因なのかもしれませんね。

この記事へのコメント