悪性だけど癌じゃない?

どこのお医者様も私の症状に対して、「脂肪腫」もしくは「脂肪肉腫」という診断をされています。
で、画像診断や各数値を見る限り、「脂肪肉腫」の可能性が高いという結果だったのですが、皆さん一様に声をそろえるように言われたのが「”肉腫”って言えば悪性なんだけど、一般的に言われる”癌”ではないんだよよね。」という言葉でした。

一般的な癌だと臓器などの硬い所に出来るので小さな段階でも痛みが強いという事ですが、私のような「脂肪腫」の場合やわらかい組織なので大きくなって他の臓器などを圧迫するまで気づかないケースが多いらしいです。
そして、一番大きな違いが「脂肪腫」の場合、他の臓器などへ転移する確率が極めて低い(ほぼゼロ)という事だそうです。
なので、腫瘍部分をしっかり取り除いてしまえば大丈夫らしいです。
ただ、しっかり取り除けなかった場合、再発の可能性が高いらしくその都度切除を繰り返すケースはあるという話でした。
一般的な癌とは異なり、極めてまれな病気(希少がん)という事で治療法が確立しておらず、治療に有効な薬などがないので切除するしかないという見方もありますが・・・。

とにかく、一般的に考えられている「腫瘍」+「悪性」=「癌」という式は「脂肪腫」については当てはまらないそうです。
今回の私の場合、内臓脂肪が腫瘍化した訳で気づきにくかったのすが、手足などの脂肪や筋肉が腫瘍化するケースもあるそうでそういう場合は痛みが無くても見た目でわかるので小さいうちに気づけるとも言っていましたね。

「悪性だけど癌じゃない」ってだけでも心強いですね。

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