マイナ保険証

マイナンバーカードが保険証として利用できるようになってすぐに利用登録していたのですが、これまで医療機関を利用する事がなかったので、どういう風に便利なのかなどいう事には全く無頓着でした。
ところが昨年末に思わぬことで医療機関にお世話になったことでその便利さを実感する事が出来ました。

先ず便利なのが、マイナンバーカードを読み込ませるだけで対面による確認無しに保険証確認の受付が簡単に出来てしまう事。
そして、マイナ保険証利用で一番便利だと思ったのは、これまで市役所等に申請して認定証を取得する必要のあった高額医療費の限度額申請が不要になり、マイナンバー受付端末で「高額医療費制度を利用する」を選択して「情報提供する」を選ぶだけで利用する医療機関で即座に高額医療費の限度額が設定されるため、事前申請がなくとも医療費が限度額を超えた場合、限度額を超える医療費の支払いや償還払いなどの手続きを行う必要が無いという事なんですね!!
これによって医療機関での事務の簡素化だけではなく、我々利用者の負担も軽減されることになるわけです。

他にも、各医療機関での施術情報や処方薬の情報なども全国の医療機関や処方箋薬局と共有されるらしく、全くの初診でもこれまでの病歴や処方薬などがわかるため、適切な医療を受けられるようですし、今後予定されている電子処方箋などのサービスにも活用されることが期待されます。
確かに、そのようなシステムがあってもマイナンバーカードの取得やマイナ保険証の登録を自力でできない高齢者や乳幼児が利用できるのか?といった疑問もあります。
この辺りは今後の改善課題だと思いますが、少なくとも自力でマイナンバーカードの申請等を行える人はマイナポイント云々関係なしにマイナンバーカードを取得して保険証登録する事をお勧めします。

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