なんかおかしなマイナンバー制度

行政サービス(特に税と福祉)の一本化を目的として始まったマイナンバー制度ですが、このところマイナンバーカードありきのサービスばかりがクローズアップされて、マイナンバーカードを取得しないとサービスを受けることができないような方向へと進み始めているような気がします。
国民一人一人にマイナンバー(個人番号)を付与したわけですから、マイナンバーカードを作らずともどこへ行っても同じ行政サービスが受けられないとおかしいですよね。
それを「マイナポイント」と称してポイントをつけるからマイナンバーを取得しろとか、健康保険証と連携させる手続きをしろとか・・・。
国全体のシステムとして個人番号がわかれば全てが連携できるように各省庁の連携を強化するなどの行政改革を行う事が先なのではないかと思うんですよね。
マイナンバーカードの普及率を上げるためにマイナンバーカードをスマホ化するとか余計なことを考える前に、先ずはマイナンバー制度のメリットが良くわかるように行政サービスの一本化を行う事が先なんじゃないかと思うんですよね。
私自身、所得税の申告(e-Tax)やねんきんネットなどをマイナンバーカードを使用して利用しているのですが、結局マイナンバーポータルサイトからそれぞれの省庁のサイトに飛んでいきそれぞれのシステムが動作するだけで、マイナンバー制度としてのシステム全体的な一体感が全くないし、わかりにくく、使いにくい感じがする。
結局は縦割り行政の壁というのか、各省庁をたらいまわしにされているように感じてしまうだけなんですよね。

国民に活用を求めるのであればもっとシンプルな構成にしてワンストップなシステムづくりにしないと、普及は難しいのではないかと思いますし、コンピュータやスマホ・マイナンバーカードが無くても利用可能な仕組みでなければすべての国民が理解し、利用する事ができないと思うんですよね。
デジタル化、デジタル化と声高に叫んで表面的に格好だけ取り繕っても中身の仕組みが旧態然としている限り、マイナンバー制度はうまく運用できないと私は思っています。

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