Officeの最新ビルドでAccessに障害が発生しているようです。
昨日あたりから、Accessを使ってSQL-Serverに接続して業務システムを運用しているお客様から障害の連絡が入って来るようになりました。
例えば、

処理画面を開くとこのようなメッセージが表示された・・・とか、

データ更新ボタンをクリックするとこのようなメッセージが表示されたとか・・・。
どうやら特定のマシンだけに現象が起きているので、プログラムそのもののバグではなさそう。
ちなみに、ここに表示されているエラー番号3146は、「ODBC--呼び出しが失敗しました。」というもの。
ネットワークの接続が切れるか、サーバーが停止した時ならいざ知らず、他が正常に動作しているので特定のマシンだけ発生するのはおかしいですね。
そこで、他のマシンとの環境の違いを確認すると現象の発生するマシンは最近入れ替えしたものばかりで、旧来から利用しているマシンでは全く問題なくシステムが動作しているので、もしやと思って[ファイル]→[アカウント]でバージョン情報を確認すると、旧来のマシンは2019年11月に発生した、Office更新プログラムによるAccessの動作不良の際に自動更新を行わないように設定していて当時正常動作しているビルド番号で固定されていたのですが、障害の発生したマシンは自動更新を実行する設定になっていました。
と、いう事は最新のビルドの影響でAccessの動作に不具合が発生しているという可能性が大きくなります。
最新のOfficeのビルド番号は5月24にリリースされたビルド:15225.20204なので、不具合発生以前のビルドへロールバックします。
とりあえず今回は、5月10日にリリースされたビルド:15128.20224へ戻すことにしました。
ロールバック実行後、システムを動かすと正常に動作するようになったので、やはり不具合の原因はOffice更新プログラムの最新のビルドだと思います。
Office更新プログラムのロールバックの詳細な方法は、Office365版Accessおよび、Access2019での『クエリ’’は破損しています』を回避する方法に記してありますので、よかったら参考にしてください。
例えば、

処理画面を開くとこのようなメッセージが表示された・・・とか、

データ更新ボタンをクリックするとこのようなメッセージが表示されたとか・・・。
どうやら特定のマシンだけに現象が起きているので、プログラムそのもののバグではなさそう。
ちなみに、ここに表示されているエラー番号3146は、「ODBC--呼び出しが失敗しました。」というもの。
ネットワークの接続が切れるか、サーバーが停止した時ならいざ知らず、他が正常に動作しているので特定のマシンだけ発生するのはおかしいですね。
そこで、他のマシンとの環境の違いを確認すると現象の発生するマシンは最近入れ替えしたものばかりで、旧来から利用しているマシンでは全く問題なくシステムが動作しているので、もしやと思って[ファイル]→[アカウント]でバージョン情報を確認すると、旧来のマシンは2019年11月に発生した、Office更新プログラムによるAccessの動作不良の際に自動更新を行わないように設定していて当時正常動作しているビルド番号で固定されていたのですが、障害の発生したマシンは自動更新を実行する設定になっていました。
と、いう事は最新のビルドの影響でAccessの動作に不具合が発生しているという可能性が大きくなります。
最新のOfficeのビルド番号は5月24にリリースされたビルド:15225.20204なので、不具合発生以前のビルドへロールバックします。
とりあえず今回は、5月10日にリリースされたビルド:15128.20224へ戻すことにしました。
ロールバック実行後、システムを動かすと正常に動作するようになったので、やはり不具合の原因はOffice更新プログラムの最新のビルドだと思います。
Office更新プログラムのロールバックの詳細な方法は、Office365版Accessおよび、Access2019での『クエリ’’は破損しています』を回避する方法に記してありますので、よかったら参考にしてください。
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